2024.12.17
お知らせ
化粧品の基剤に海洋深層⽔を使⽤している、
ドクターリセラは、
2024年11月16日(土)、17日(日)に開催された
「第4回日本アクアフォトミクス学会」にて、
力学特性の評価を目指した皮膚の
アクアフォトミクス分析について発表しました。
ドクターリセラは、海洋深層水について
神戸大学大学院農学研究科
アクアフォトミクス研究分野と
共同研究を行っています。
発表内容
力学特性の評価を目指した
皮膚のアクアフォトミクス分析について、
研究内容とその結果を発表しました。
〈研究内容〉
皮膚は、生体の内外を分ける境界として
重要な働きを果たすとともに、
美容においても重要視されており、
その評価指標には、
ハリ、弾力といった力学特性があります。
今回の研究では、女性41名の被験者を対象に、
ハリ、弾力の高さを
3つのグループ(低い・中間・高い)に分けて、
アクアグラム®を比較しました。
グループ分けに用いた従来の方法では、
ハリ、弾力の高さは、洗顔後20分経過時に、
直接被験者の頬を測定します。
一方、アクアグラム®は、
洗顔後5、10、20分経過時に、
被験者の頬を測定した近赤外スペクトルから、
アクアフォオミクス分析によって導かれる、
スペクトルパターンを比較することができます。
〈研究結果〉
アクアフォトミクス分析により、
洗顔後5分、または10分経過時に測定した
近赤外スペクトルにて、
被験者がどのグループに振り分けられるかを、
高い精度で識別できることが明らかになりました。
さらに、近赤外スペクトルから導かれる
アクアグラム®を用いて、
洗顔後5分経過時には、
グループ間のスペクトルパターンは、
すでに異なることが判明しました。
つまり、皮膚の力学特性は、
洗顔後5分の間に測定した近赤外スペクトルによって、
評価できる可能性が示されました。
今後も、
アクアフォトミクス研究分野との共同研究によって、
より簡易的な方法で精密な肌評価を目指し、
美と健康に導くことのできる
技術開発を続けてまいります。
アクアフォトミクスとは
神⼾⼤学⼤学院農学研究科
アクアフォトミクス研究分野
ツェンコヴァ・ルミアナ特命教授によって提唱された、
新しい科学分野です。
「アクア(⽔)」「フォト(光)」
「オミクス(学問)」を意味し、
様々な周波数における⽔と光の相互作⽤によって、
⽔の構造や機能性を明らかにします。
アクアフォトミクス分析では、
水の吸光スペクトルデータ分析により検出される、
様々な種類の水分子構造に、
密接に関係する水のスペクトルパターンに基づいて、
水の機能性を示した
「アクアグラム®」を用いて表します。
ドクターリセラは、
深度が異なる沖縄県久高島沖合の
海洋深層水の機能性の違いを示し、
さらに、
和歌山県高野山麓の鉱泉水との組み合わせで、
新たなアクアグラム®の飲料水
「リセラウォーター」を開発しました。
ドクターリセラの基剤へのこだわり
海洋深層水には、
「清浄性」「低温性」「富栄養性」という特徴があり、
近年、海洋深層水の利用は水産物の養殖や
塩の生産だけでなく、
エネルギー開発分野、健康医療分野など、
多くの事業において世界中から注目されています。
ドクターリセラは、
20年以上前から海洋深層水に着目し、
化粧品の基剤に海洋深層水を使用してきました。
2021年に神戸大学大学院農学研究科
アクアフォトミクス研究分野の
ツェンコヴァ・ルミアナ特命教授と出逢い、
アクアフォトミクス分析によって、
水の特徴を可視化できることを知り、
共同研究が始まりました。
自社取水した海洋深層水を脱塩処理なしで配合する、
独自基剤「α Gri-X®(アルファグリックス)」は、
アクアフォトミクス研究によって、
より優れた基剤を目指した結果、
深さの異なる3種類(深度600m、1,400m、1,500m)の
海洋深層水を用いた、当社独自の製造手法により、
生み出されたものです。
「α Gri-X®(アルファグリックス)」は、
化粧品ブランド
AQUA VENUS(アクアヴィーナス)を
はじめとした化粧品に使用されています。
第4回日本アクアフォトミクス学会 概要
〈開催日〉
2024年11月16日(土)、17日(日)
〈会場〉
神戸大学百年記念館 (六甲ホール)
〈主催〉
日本アクアフォトミクス学会
▼関連記事はこちら▼
「学会②」
「学会①」
【イベント開催】第28回海洋深層水利用学会全国大会にて、「海洋深層水の機能性と今後の可能性」について発表
【発売日決定】効果的かつ肌に優しい!敏感肌の方でも使えるまつげ美容液「リッチグロウ ラッシュセラム」が2025年3月11日(火)より一般発売開始!