2023.03.15
その他【認定NPO法人カタリバ】リセラポイントによる災害復興支援

貧困や被災などにより困難を抱える子どもたちに向けて、
復興支援活動に取り組んでいる「認定NPO法人カタリバ」様へ
2023年2月にリセラポイントの合計分(2021年3月~2022年2月)
125万円を寄付いたしました。
累計義援金額:925万円(2023年2月時点)
〈リセラポイントとは〉
ADS対象製品16品の箱(内蓋)に付いているポイントを集め、
エステティックサロン様を通じ弊社へお送りいただくことで
累計ポイントを金額換算し義援金として寄付しております。

認定NPO法人カタリバ様(東京事務所)へ
弊社執行役員 脇原が訪問し、
リモートにて岩手県(大槌町)、福島県(双葉町)と中継。
震災から約12年が経過した現在の東北の状況を伺いました。
以下話の一部を紹介いたします。
〈子どもたちの様子について〉
現在、東北地区では緊急的な災害支援のフェーズは終え、
勉強する環境も以前よりは整っている状態です。
しかし、「コミュニティの場がない」「塾に行けない」といった悩みや
「精神的不安」「貧困問題」もまだ抱えており、
子どもたちのとりまく環境は良くなってはいるものの、
課題は時代とともに形を変え、震災後の傷はまだ根深い状態だと伺いました。
〈コラボ・スクール女川向学館/宮崎県〉
弊社が寄付を始めるきっかけとなった
「コラボ・スクール女川向学館」は2011年7月設立し、
2022年4月現地新法人「一般社団法人まちとこ」に事業移管されました。
現在カタリバ様は、子どもたちの居場所を提供する仲間として定期的な情報交換等を行っています。
〈大槌臨学舎/岩手県〉
震災後、少しずつ復旧しているものの人口減少が激しく、
2040年の「消滅可能性都市」としても名前が挙がり、
危機感を募らせる状態です。
「自己肯定感の低さ」「低学力」「不登校出現率の高さ」が
課題になっており、コミュニティとして現在も継続支援をされています。
〈双葉みらいラボ/福島県〉
福島第一原発事故により、
避難や転校を余儀なくされ、従来のコミュニティは喪失。
故郷にいつ戻れるのかわからない現状が続き、
「もう故郷はない」と仰る現地の方もいると伺いました。
いまだに「帰還困難地区」「避難指示解除地区」が混在し、
日常の喪失状態を感じる現在。
そんな状況でも地域の課題に逃げずに向き合うため、
「原子力災害からの復興」をテーマに
ふたば未来学園高校は独自の地域課題解決学習を行なっています。
「現在の小学生は震災を知らない、または忘れた年代のため、
災害に対して危機管理が薄れてきている。
同じことを二度と繰り返さないように
危機感をどうしたらもってくれるかが課題。」
ともおしゃっています。

カタリバ様へADS製品等をお見せし、
改めてリセラポイントの寄付の流れをお伝えいたしました。
ご愛用者様から送付いただくリセラポイントが
寄付へとつながっている話について、
お客様・エステティックサロン様のお気持ち、活動に深く感謝されており、
「子どもたちへ少しでもより良い教育の環境をつくってまいります」
と公言されておりました。
ドクターリセラは
今後も長期的な災害復興支援活動に取り組んでまいります。
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